北九州市内にある到津の森公園で夏に子ども達と一緒に巣箱づくりWSを行いましたが、
その続編です。
第二弾のお施主様はオオサイチョウという鳥です。
オオサイチョウは主にアジアで生息しており、
くちばしから、尻尾までで最長1.5mもある大きな鳥です。
日本ではまだ繁殖の例が少なく、今回は繁殖促進を目指して巣作りに取り組みました。
使用したのはなんと酒樽。
楔形の木材をつなぎ合わせ、水が溢れないようにしっかりとつくり込まれた酒樽にも圧倒されます。
その樽の中に杉板を内張りしていき、巣に必要な内径を確保していきます。
その後フタをとりつけていき
出入口を開けていきます。
到津の森公園のスタッフのみなさんにもたくさん力をお借りして無事、形になっていきました。
作業はここまででしたが、近日中に出入口と屋根を固定して、園内に設置予定です。
今年は身の回りにあるものを、動物の巣箱に転用するという取り組みで
3種類の動物が住む家づくりをさせていただきましたが、
到津の森公園を訪れる度に動物たちは私たちにたくさんの発見を与えてくれました。
動物達と会話ができるのであれば感想をそれぞれに伺っていきたいほどです。
つくった後も、ちゃんと住んでくれるのか今後も動物から目がはなせません。
みなさんも到津の森公園を訪れた際は動物の住まいや暮らしぶりにご注目くださいませ。
(あない)