先日、毎年恒例の「倉方さんを囲む会」をカフェカウサで行ないました。
建築史家であり、大阪市立大学の先生でもある倉方俊輔さんをお招きして、北九州の社会人・学生と飲んで語るという主旨の会です。もともとは倉方さんが西日本工業大学の准教授に赴任されたことが縁で始まり、今年でもう6年目になります。
いつも客観的な視点で北九州のこと、古森設計のことを語ってくれて、とても有り難い存在です。普段生活していると気付かない九州のポテンシャルの高さ、それをまだまだ活かしきれていない僕ら建築家の甘さを指摘してくれます。
また、倉方さんは「語る」ことの大切さも教えてくれます。「建築」を「ことば」にして語ることは、簡単なようで難しい。でも語らないと伝わらない。当たり前のことだけど、僕たち建築家に不足していることだと痛感します。
いろいろなことを気づき、考えさせられた一日でした。
来年は、さらに成長して倉方さんと語りたいと思います!
はしさこ