北九州市立大学、地域創生学群3年の興梠守です。
今回は、「設計事務所の仕事とはどういうことをしているのか」ということで、4日間だけインターン生として古森弘一建築設計事務所さんにお世話になりました。
一番感銘を受けたのは、古森さんの「お客様と一緒に建物を考え、設計する」という考え方です。
私は設計の仕事とは、お客様からの指示に従って図面を描き設計することだと考えていました。しかし、古森さんはそうではなく、一緒に考えて建物を作っていくことを大切にしていました。そして、お客様の思い描くものを最大限実現する。
実際に古森弘一建築設計事務所さんが手がけられた建物をいくつか拝見したのですが、外観はもちろん、その細部にまで利用者のことを考えられたものばかりです。とある老人ホームでは、外に出ることの少ない高齢者の方々が晴れ晴れとした気分になれるように、テラスを作っていました。
このインターンシップを通して、私の中の設計のイメージが少し変わりました。ただ図面を描くのではなく、お客様の思いに寄り添い形にする。それが設計なのだと学びました。
また事務所に遊びに行きたいと思える、楽しくて学びのあるインターンシップでした。ありがとうございました。