私は佐賀大学大学院1年の留学生の岳嘉鵬です。
この度、古森弘一設計事務所で、3週間のオープンデスクに参加させていただきました。そこで、オープンデスク期間中に感じたことを書いていこうと思います。
オープンデスク期間中には、模型を作ることだけではなくて、北九州の建築に関する見学、工事現場の見学及び竣工後の住宅撮影の手伝いも参加させていただいて、学校の授業ではあまり勉強できないことをたくさん勉強、体験させていただいて、本当に心から感謝いたします。
オープンデスク期間中には、真ん中のテーブルに座って、模型を作っていました。事務所の全員はこの部屋で仕事しながら、施工に関する多くの打ち合わせを行いますので、打ち合わせの内容もよく耳にしました。そこで、設計事務所の仕事は、図面を描いたり、デザインを検討したりすることだけではなくて、クライアントとの打ち合わせ、見積もり金額の調整、施工管理などのたくさんのことがあることを自分自身で深く感じました。
建築の魅力をさらに感じるために、私を施工中の保育園へ連れて行ってくれました。そこで、曲線の壁とトップライトを生かして、自然光で室内を明るくしたり、可動式壁により、二つの教室を一つの教室に変わったりすることなど、見学をすることで、設計された保育園のディテールに驚きました。子供の座り心地を配慮し、作られたベンチは当日、見学しにきていた保育士たちにも愛されています。
保育園の見学が終わって、中国の留学生である私を北九州市立図書館、リバーウォーク、九州工業大学に連れていってくれました。そこで、北九州のモダン、モダニズム、ポストモダニズムに属する建築を解説していただきました。後日、竣工後の住宅撮影の手伝いを参加させていただきました。そこで、写真の撮り方、「木造」、「ソトメシ」に関する魅力を深く感じました。将来はこのような住宅を作られるならいいなあと思いました。
オープンデスクが終わる前に、古森さんは大切な時間を使って いただいて、面談をしてくれました。そこで、古森さんは「ソトメシ」についての考え方、建築デザインに関する熱意、また私の建築道に関するアドバスをしていただき感動しました。3週間は長そうですが、古森設計事務所の3週間は迅速に終わったようで、たくさんの勉強や見学ができて、大変充実した3週間でした。この度、古森設計事務所のオープンデスクに参加させていただき、心から感謝致します。