2018/09/11

学生によるインターンレポート 近畿大学2年 福山あかり

 

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私はJIAのオープンデスク制度から古森弘一設計事務所に3週間行かせてもらいました。

初めて現場見学させていただいたときは、見るポイントも分からず、細かい部分までみることができていなかったと思います。しかし、多くの建築を見学させてもらい、事務所の方や住んでいる方の話を聞くうちに、少しずつみていくポイントのようなものが分かった気がします。窓枠を見せないようにしたり、柱を細く見せたりするような工夫だったり、利用する人に合わせた工夫や景観に対する工夫などがありました。自分が設計する中で少しずつでも自分のこだわりを見つけていけたら良いと思います。

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大学生活とインターンの中で共通するのは模型作りでした。今まで大学でつくったものは白模型がほとんどで、色や素材までこだわってつくっていなかったことに気づかされました。事務所の模型は、家具の色にまでこだわって実際の空間の雰囲気をつくるための工夫を感じられました。模型と実際の建物を見て模型の大切さが分かった気がします。

また、古森設計では、仕事へのモチベーションを大事にしていると感じました。どんなに経済的にいい仕事よりも人の役に立つ仕事や自分を頼りにしてくれる施主の仕事の方がモチベーションも上がるという話を聞き、モチベーションが上がったほうがいいアイデアが出てくるのだろうなと考えました。

これからの大学生活では、自分のまだ知らない様々な仕事の形態や内容を知るためにインターンや勉強会、説明会などに積極的に参加しようと思えるような良いインターンを経験することができました。ありがとうございました。

 

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