昨日は若松にある日本パーカライジングの工場で「リン酸処理」を見学。
「リン酸処理」は主にメッキした金属に更に加工を加え、メッキのギラギラ感をなくす処理で、近年、手摺やルーバーなどに多用されるようになった技術です。以前は鉄塔などで使用されていたそうですが、この数年極端に建築での仕事が増えたと工場の方も仰っていました。金属をペンキ等でお化粧するのではなく、素地のまま色の渋みを出す技術は日本人の感性に馴染みやすく、益々普及しそうです。意外にも沢山の種類の「リン酸処理」用意されていて、繊細さに敬服しました。北九州にはもっともっと沢山の技術が眠っているようです。