はじめまして。
最近、新しくスタッフになりました。穴井です。
新しくと言っても、実は学生時代がから、(株)古森弘一建築設計事務所でバイトをさせてもらっていたので、なんだか新鮮な気持ちと,懐かしい気持ちが同居しているような感じです。
私は北九州の大学院を修了してから約2年半中国/上海で別の設計事務所に勤務していました。
色々なタイミングが重なってこの度、帰国を機に北九州に戻ってきました。
さて、私はこのブログを通して、普段から気になっている身近な空間について発表していこうと思います。
今はそんなに食べていませんが、上海に住んでいるときはおいしい日本式のそば屋さんが近所にあって、多いときでは週に3回くらい同じそばを食べていました。
帰国してからも、気になるそば屋さんがあると、ついつい入ってしまいます。
様々な飲食店の中で、自分にとって、そば屋は身近な飲食店の中でも五感を刺激してくれる空間の一つです。
そば自体も調合の度合いで様々な食感が楽しめるのはもちろんですが、
店内でそばを打っている様子を見学できたり
そばを切る音が静かな空間で響いていたり
食後にでてくる、そば湯はお店ごとに違う香りがしたり
割り箸の素材や形状が特徴的だったり
一つのお店の中で、色々な体験ができる場所だと思っています。
建築自体の良さの要因を探ることはもちろん大前提ですが、建築を含めて、そこにある心地よい空気は何の集積で創られているのか?の原因を考える事が建築をつくる事を生業にしている身にとって重要な気がしています。
そんな視点をもって街中の気になる空気があればその原因を探しながら、これからも歩いていきたいと思います。
店名 : 信州そば むらた
住所 : 〒812-0000 福岡県福岡市博多区冷泉町2-9-1
WEB: http://www.syokubunka-studio.jp/file/store/2011/09/post.php