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2022/05/30

佐賀の住宅

「寝食を一室の空間とすること」
「朝日で目覚めて、曇りの日も明るいこと」

いつか身体が自由に動かなくなる日がきても、暮らし続ける終の住処として、明るい住まいを目指しました。

 

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わたしたちは「木をふんだんにつかうこと」を提案しました。
特に2Fは柱のないワンルームとし、天井は松の大梁をあらわし、梁の間や塔屋からたっぷり光を取り込んでいます。
仕上げも木やしっくい、障子など光を受けてさまざまな見え方をする素材を選びました。

 

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茨木のり子さんの「倚りかからず」という詩があります。

 

 もはや
 できあいの思想には倚りかかりたくない
 もはや
 できあいの宗教には倚りかかりたくない
 もはや
 できあいの学問には倚りかかりたくない
 もはや
 いかなる権威にも倚りかかりたくはない
 ながく生きて
 心底学んだのはそれくらい
 じぶんの耳目
 じぶんの二本足のみで立っていて
 何不都合のことやある
 
 倚りかかるとすれば
 それは
 椅子の背もたれだけ

 

長く暮らしてきた街で、これからも多忙な日々を過ごしながら
束の間、コーヒーを飲んだり、花を手入れしたり、床を綺麗にしたりするとき
倚りかかることのできるような家になれば、と思います。

あとすこしで完成です。

 

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たけうち

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