福岡大学工学部3年の三留歌乃です。この度2週間のインターンシップに参加させていただきました。主に障害者施設の模型制作に携わらせていただき、図面の見方や正しいカッターの使い方など丁寧に教えていただきました。
週初めにはミーティングに参加させていただきました。そこで日本の建築は水との戦いであると教えていただき、性能についての理解が必要であると感じました。また内部をコントロールするのは建築、外部はランドスケープ、これを融合させどのように「建築」するのかが重要であると学びました。
またミリカ、ワインショップ、ワタヌキ、おしどりタープを見学させていただきました。ミリカでは地元の市産材で作られたミリカの木を中心に、子供からお年寄りまで幅広い年代の拠り所となっていました。
事務所内には緑が多く、自然体でアイディアが出せるような温かい環境だと感じました。昼食は皆様と一つのテーブルを囲み様々なお話を聞くことができ、さらに建築業界への志望が確固たるものになりました。自分自身の未熟さを痛感すると共に、これから多くの建築をみて自分に足りなものを学び吸収していきたいと思います。
最後に、10日間という短い間でしたが、古森さんや事務所の方々、バイト生とのお話しや、将来を見据えた建築を見ることができ、貴重な時間を過ごすことができました。
ご多忙にもかかわらず快くインターンシップを受け入れてくださった古森弘一建築設計事務所の皆様に深く感謝申し上げます。