九州工業大学2年の松岡蓮です。古森弘一設計事務所でバイトしている先輩の誘いもあり、大学の夏休みを利用して「建築のことをもっと知りたい」と思いインターンシップに参加させていただきました。この約1ヶ月を振り返ると、とても貴重な経験を多くさせていただけたと感じています。今回、初めて設計事務所の仕事を拝見したのですが、毎日、多くの方々とコミュニケーションをとり、検討を何度も重ね、そうして設計が進められていくのだと改めて知りました。また、模型制作では、カッターの正しい使い方や模型の表現の仕方を細かく教えて頂きました。
インターン期間中の建物見学では明圓寺納骨堂、福岡県弁護士会館、法林寺、西法寺納骨堂を見学する機会もあり、担当設計者の意図を聞きながら実際の建物を見学することができました。特に印象に残っている福岡県弁護士会館では、壁の装飾や仕上げ、カーテンのデザインなどの細部までじっくりと見学させていただきました。構造部材があるため窓を自由に配置するのが難しいということを逆手にとった千鳥配置の窓が個人的には印象的であり、地域との繋がりを意識した考え方も非常に勉強になりました。
また、古森事務所では、事務所全員で昼食を食べており、仕事以外の所での雰囲気の良さを感じると同時に、昼食中の皆さんの会話からも、楽しく建築について学ぶことができました。今回、古森弘一建築設計事務所のインターンに参加することができ、多くの貴重な体験をすることができました。約1ヶ月の間大変お世話になりました。ありがとうございました。