九州産業大学3年の小林由佳です。
約2週間インターンシップに参加させていただきました。
インターンシップ生や学生のアルバイトの方たちは、古森設計事務所の特徴であるワンルーム空間の一角で作業をします。そのため、打ち合わせの様子や設計の雰囲気を常に感じることが出来ました。
昼食は、スタッフの方だけではなく、アルバイトに来ている学生も含め、全員でとります。プロジェクトの話や世間話、インテリアの話など、たくさんの会話が飛び交い、とても有意義な時間でした。
最終日には、進行中のプロジェクトの現場と、第32回福岡県美しいまちづくり建築賞大賞を受賞した福岡県弁護士会館に連れて行っていただきました。普段見ることのできない躯体のみの状態や、一般の人は入ることのできない場所も見学させていただき、設計時に考えたことや構造のこと、こだわった細部のことなど、説明をしながら案内してくださいました。見たこと、聞いたこと、全てがとても貴重な体験となりました。
今回のインターンシップを通して、コミュニケーションの大切さを痛感しました。事務所内はもちろん、建物を完成させるまでには多くの人と会話をしなければなりません。何かあれば手を止めてでも、電話で直接聞いたり話し合ったりする場面を何度も目にしました。学生のうちにコミュニケーション能力の向上を目指し、積極的に行動していきたいと思います。
ご多忙の中、インターンシップを受け入れてくださった古森弘一建築設計事務所の皆様に深く感謝を申し上げます。ありがとうございました。