2017/03/27

学生によるインターンレポート 京都造形芸術大学 2年 志波雛乃

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京都造形芸術大学2回生の志波雛乃です。

この度は古森弘一設計事務所に2週間インターンシップに行かせていただきました。

主に現在事務所内で計画が進められているオフィスプロジェクトの模型のお手伝いをさせていただきました。

私の通っている大学は学科の方針に「模型で考える」という言葉があるように、とても模型に力を入れている大学です。私自身模型作りが大好きで、課題ではいつも模型のクオリティだけは誰にも負けないつもりで取り組んでいました。しかしこの事務所に来て、実際に建てられる建物の模型を作ることの楽しさを感じる一方で、所員さん達が模型を見ながら打ち合わせを進めている光景を目の当たりにして、模型とは誰かに見せて伝えるためのもので、決して自己満足のものにしてはいけないということを強く思いました。当たり前のことでしたが、気付かされたことでした。

毎月1回行われているランチ会のときは、古森さんと街を歩くと近所の方達が古森さーん!って声をかけてきて、本当に北九州で愛されている人なんだなあと思いました。古森事務所は人とのつながりを普段からとても大切にしている事務所なんだと思います。所員さん達も、毎日目の周りを黒くしながらも楽しそうに仕事をしていて、建築って楽しいんだなって素直に思うことができました。

住宅の現場にも連れて行っていただきました。模型作りが好きな私にって施工中の現場を見学できたことはとてもいい経験でした。模型と一緒だ!って、ワクワクしました。構造系志望の学生さんと一緒に見学できたことも良かったんじゃないかと思います。

2週間という短い間でしたが、古森さんをはじめ、所員さん達と仕切りのない同じ空間で作業が出来た事、アルバイトで来ていた九州の学生の方と知り合えた事、本当に来させていただけて良かったなと思います。とても勉強になったし、素敵な時間でした。来年は私の後輩が行ってくれるといいな。

 

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