9月に引き渡しをした葛原の家にスタッフ+家族でお邪魔しました。とても綺麗に使って戴いていて、竣工時よりずっといい雰囲気に感激しました。クライアントはお医者さん、私が「引き渡しは我が子を手放すようです」とお伝えすると、お医者さんも難病を克服した妊婦が無事出産したとき、生まれた子供に対して同じような感情を抱くそうです。
今年は「手応え」のある住宅が2件竣工しました。先の見えない建築業界ですが、使い手にとってかけがえのない建築を、作り手みんながやりがいもって造ってけるようなプロジェクトを沢山手がけていきたいな、と改めて思いました。