1週間という短い間でしたが、インターンシップで古森弘一建築設計事務所にお世話になりました。このインターンシップは今後の進路を決めなければならない私にとってすごく貴重な経験でした。模型製作や古森さんとの面談を通して、設計事務所で働くことの大変さを知り、まだまだ私は学びが足りないと感じました。学校の課題でつくる模型では、素材を貼らず、多少ずれても大丈夫だろうと思って作っていた部分がありました。しかし実際にお客様にお見せする模型となると、少しのミスも許されず、模型制作の基本から教えていただきました。
建物見学では樹を掴む家、池田保育園、西法寺納骨堂の見学をさせていただきました。こだわった点をききながら実際に図面を見て見学しました。その中で私が一番感動したのは、お客様との距離が近いことです。10年経った今でもお客様との交流を大切にしていて、設計事務所ならではのことだなと感じました。
西法寺納骨堂では、出身高校が仏教校であったということもあり、すごく親しみを感じました。本尊が近いところを上の空間と捉えますが、西法寺では格差のない納骨堂を実現されたということで、平等なかたちのプランがとても印象的でした。
事務所の方々やアルバイトの皆さんとたくさんお話しができ、毎日が楽しくあっという間でした。今回のインターンシップで学んだことはかなり多く、本当に貴重な時間を過ごすことができました。古森弘一建築設計事務所の皆様、1週間という短い間でしたが大変お世話になりました。ありがとうございました。